インド占星術&ダキニオラクルカード

インド占星術とダキニオラクルカードを説明しています。

勉強会 2019-10-19

2019年10月19日のインド占星術の勉強会の様子です。

近くのサイゼリヤでやっております^^

 

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勉強会風景

さて、今回の勉強会ではある方のチャートで考察してみました。

ちなみに、生年月日時間場所は公開しません。

 

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出生図とダシャ―

第1室であるラグナは蠍座です。蠍座は探求の星座です。火星が支配していますので不屈の精神で進んでいきます。蠍座の支配性は火星です。火星は牡羊座に在住していますのでラグナロードは6室となります。ラグナロードの6室はホロスコープ上、悪影響を及ぼします。特に健康問題など。さらに考察してみると、この第1室には牡羊座在住の火星から8番目のアスペクトと乙女座の土星から3番目のアスペクトを受けており、ラグナである蠍座は傷ついていると思われます。しかし、火星からの8番目のアスペクトは支配性からのアスペクトですのでアスペクトバックとなりラグナとしては良い構図となり得ます。つまり一見ラグナは傷ついているように見えますが、強いラグナとみることができるのです。蠍座としての良い象意が人生全体に影響を与えるでしょう。どんな環境でも不屈の精神でやり遂げる!!全体的にはそんな方なのかもしれませんね。

 

さて、ラグナの次にみるのは月の位置です。

心を表す月は3室山羊座に在住です。山羊座は思慮深く、哲学的です。3室に月が入るとコミュニケーション能力に長け、芸術的才能があるといわれています。

3室はメディアや芸術を表します。

 

次にみるのは太陽の位置です。

太陽は6室牡羊座に在住で高揚星座にいます。太陽は魂を表します。6室の太陽は人助けが好きな方です。6室は基本的に奉仕の部屋でもあります。争い事も表す部屋ですが高揚している太陽が在住しているので争い事には負けません。

 

次にみるのはラグナの支配性の星座です。ラグナ支配性は火星ですので火星在住の星座は牡羊座となります。実は牡羊座をみるとラグナ支配性の火星と太陽とそれ以外にも水星と金星が在住しているのがわかります。牡羊座に惑星は4つ在住しているの惑星集中となります。牡羊座はこの方にとれば人生上かなりの影響のある星座となります。

牡羊座は物事を始めるエネルギーの星座です。とてもエネリギッシュで何かを創造する力があります。実は、ラグナは蠍座ですので両方とも支配性は火星です。火星の影響がある方なのでしょう。火星は戦士です。競争に勝ちぬく精神で突き進むことができるでしょうね。

 

最後にダシャ―をみておきましょう。

2020年の5月から土星期に入ります。土星は11室才能の部屋に木星と一緒に在住です。才能を努力で発揮してとても良い収入になる感じですね。仕事でも成功する可能性があります。

 

簡単にまとめるとこんな感じかもしれません。

ついでにナバムシャ(9分割図)も示しておきましょう。

9分割図は人生の4割の影響があると言われていてとても影響力のあるチャートです。出生図が5割とみますので、相当な影響力がありますね。こちらの説明は割愛しておきます。

 

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9分割図